大國魂神社

大國魂神社は、第12代景行天皇の41年(111)、大國魂大神をお祀りし、現在でいう東京都府中市に創建されます。大國魂大神は、その昔、武蔵国を開拓し、人民に衣食住の道を授け、医薬禁厭等の方法をも教え、この地を発展させたと伝わります。創建以来現在に至るまで、1900年以上の長きに渡り武蔵国の守り神と崇敬されてきました。(武蔵国:およそ現在の東京都西部・埼玉県西部を中心とする地域)

天正18年(1590)、国替えにより関東へ入国した徳川家康公も同様に、社領500石を寄進するなど大いに崇敬しました。神社の西側ほど近くに府中御殿を建て、しばしば鷹狩に訪れたなど、関東入国以来この地には大変ゆかりがありました。また大國魂神社の神職が関ヶ原の戦い・大阪の役に従軍し、戦勝祈願をしたとも伝わります。家康公は死後、静岡県久能山へ葬られますが、遺言に従い、1年後日光へ移葬されます。家康公の神柩は、久能山から日光へ19日間の道中、府中御殿にて1泊し、祭祀がとり行われました。大國魂神社末社の東照宮はその遺跡を後世に伝えるために元和4年(1618)、2代将軍秀忠の命によって造営されました。

(写真)くらやみ祭 神輿渡御
(写真)くらやみ祭 神輿渡御
住所 東京都府中市宮町3-1
御祭神 大國魂大神
小野大神
小河大神
氷川大神
秩父大神
金佐奈大神
杉山大神
御霊大神
国内諸神
開門時間 4/1~9/14:6時~18時
9/15~3/31:6時半~17時
拝観料 なし
駐車場 有料:182台/30分200円
ホームページ https://www.ookunitamajinja.or.jp/
御朱印 御朱印帳配布
写経 御祈祷・祈願
おみくじ お守り
書道 茶道
座禅 精進料理
その他 ボ-イスカウト府中第1団、府中雅楽会