万松寺

万松寺は、天文9年(1540)、織田信秀公(織田信長公の父)により、織田家の菩提寺として創建されました。天文21年(1552)、周囲から「うつけ者」と揶揄されていた織田信長公が父・信秀公の葬儀にあたり、場にふさわしくない派手な姿で現れ、抹香を信秀公の位牌に投げつけたという有名なエピソードは万松寺を舞台としたものです。

6歳から約3年間を織田家の人質として過ごした徳川家康公は、この万松寺で匿われていたと伝わります。当時13歳であった織田信長公とは、この時に出会っていたとされています。のちに戦国大名となった2人は、本能寺の変で信長公が死す時まで約20年にわたり同盟関係にあり、2人の活躍は戦国の世を平定に向けて大きく前進させました。その功績の原点は万松寺にあったと言えるかもしれません。のちの慶長15年(1610)、徳川家康公は名古屋城築城にあたって、万松寺を現在の地に移転させました。

(写真)本堂
(写真)本堂

(写真)本堂外観
(写真)本堂外観

(写真)からくり人形 信長公
(写真)からくり人形 信長公

住所 愛知県名古屋市中区大須3-29-12
宗派 単立寺院
開門時間 9時~20時
拝観料 なし
駐車場 近隣の駐車場をご利用下さい。
8:00~20:00/30分100円、20:00~8:00/30分50円
ホームページ http://www.banshoji.or.jp/
御朱印 御朱印帳配布
写経 御祈祷・祈願
おみくじ お守り
書道 茶道
座禅 精進料理
その他 大人の寺子屋(http://www.banshoji.or.jp/event/terakoya.html)
万松寺の仏教勉強会(http://banshoji.or.jp/zen/)

※坐禅、写経は「万松寺の仏教勉強会」内にて開催。