高月院

もとの名を「寂静寺」といい、寛立上人が在原信重公の援護を受けて南北朝時代の西暦1367年に建立したといわれます。徳川家の祖先である松平氏は、西山河地方の山間地、松平郷(豊田市)に土着した土豪でした。約600年前、徳阿弥という旅の遊行僧が松平郷の太郎左衛門家の娘婿となり、親氏と名乗ったのが松平氏の初代となりました。

高月院になったのは、松平親氏公が南北朝時代の西暦1377年に本尊阿弥陀仏をはじめ堂・塔のすべてを寄進してからと伝えられています。その後、徳川家康公から寺領100石が寄進され、明治維新まで時の将軍から厚い保護を受けてきました。また、現在の山門や本堂は寛永18年(1641)に徳川家光公によって建立され多くの文化財が残っています。

高月院では、毎朝誰でも参加できる、仏さま(阿弥陀さま) と縁があったことを喜ぶ朝のお勤めを行っています。1 日は6 時15 分の梵鐘から始まります。お釈迦さまいわく( 仏の教えに会うことは百千萬劫にも遭うごとが難しい) とおっしゃられています。※高月院本堂にて 毎朝6時30分より30分間。終わり次第5分程度法話。

(写真)山門
(写真)山門

(写真)松平氏墓所
(写真)松平氏墓所

住所 愛知県豊田市松平町寒ケ入44
御祭神/宗派 浄土宗
開門時間 6時~17時
拝観料 なし
駐車場 無料:20台
ホ-ムペ-ジ
御朱印 御朱印帳配布
写経 御祈祷・祈願
おみくじ お守り
書道 茶道
座禅 精進料理
その他