名古屋東照宮

名古屋東照宮は、元和5年(1619)9月17日、尾張徳川家始祖・徳川義直公により創建されました。徳川義直公は、慶長5年(1600)に家康公の9男として生まれ、尾張藩(現在の愛知県西部)を統治しました。現在にもその堂々たる姿を残す名古屋城は家康公が義直公のために築城したと伝えられています。義直公を初代とする尾張徳川家は江戸時代にわたり尾張藩を治め、将軍家に次ぐ徳川御三家の1つです。

当初は名古屋城三の丸に創建され、権現造の本殿を始めとする建物は御三家の名にふさわしい壮麗なもので、昭和初期には国宝に指定されていました。また家康公3回忌以来、毎年4月17日には、神輿をはじめ山車9両に6800人余りが列ねる東照宮祭(名古屋祭)が盛大にとり行われていました。残念ながら、創建時の建物と山車は戦災で焼失してしまいましたが、明治維新のあとに移転した現在の場所には、義直公の正室高原院殿(春姫)の霊廟が移築され社殿とし、名古屋東照宮は今に続いています。また現在でも4月17日には毎年例祭がとり行われています。

(写真)拝殿
(写真)拝殿

(写真)本殿
(写真)本殿

名古屋祭山車版画
(写真)名古屋祭山車版画

住所 愛知県名古屋市中区丸の内2-3-37
御祭神 徳川家康公
開門時間 9時~17時
拝観料 なし
駐車場 なし
ホームページ http://nagoyatoshogu.com/index2.html
御朱印 〇*1 御朱印帳配布 〇*2
写経 御祈祷・祈願
おみくじ お守り
書道 茶道
座禅 精進料理
その他 4月16日 17時~20時 舞楽神事(一般観覧無料)

*1 東照宮と福神社二社見開き
*2 名古屋祭りの山車の錦絵朱印帳1,800円