浜松八幡宮

浜松八幡宮は3世紀~4世紀頃、仁徳天皇の時代に創祀されたと伝わり、現在の地には天慶元年(938)に遷座されました。鎌倉幕府将軍の先祖・源義家が訪れたことが伝えられており、武家に信仰が厚かったことがうかがえます。元亀元年(1570)、徳川家康公29歳の時、浜松城に居城を移します。浜松八幡宮が浜松城からほど近く、鬼門の方角に位置していたことから鬼門鎮守の守り神として信仰し、度々参拝していたといいます。

元亀3年(1572)、家康公は三方ヶ原にて武田信玄軍と戦います。人生で唯一の大敗を喫し、命からがら逃げる道中、浜松八幡宮の社前の楠の洞穴に潜み、追撃から逃れることができました。その時、この楠より吉兆を現す雲が立ち上ったとの伝説があります。このことから、この楠は「雲立の楠(クモタチノクス)」と呼ばれるようになりました。この楠は今も残り御神木となっており、徳川家康公が潜んだ洞穴も見ることが出来ます。

(写真)社殿
(写真)社殿

(写真)雲立の楠
(写真)雲立の楠

住所 静岡県浜松市中区八幡町2
御祭神 玉依比売命
品陀和気命
息長足姫命
開門時間 常時参拝可
拝観料 なし
駐車場 無料:約50台
ホームページ http://www.hamamatsuhachimangu.org/
御朱印 御朱印帳配布
写経 御祈祷・祈願 〇(要予約)
おみくじ お守り
書道 茶道
座禅 精進料理
その他