方広寺

方広寺は室町時代初期(西暦1371年)に開山、静岡県を中心に約170か寺ある臨済宗方広寺派の大本山です。古くより多くの修行者が訪れる禅の名刹で、現在でも本格的な禅修行を体験することができます。本堂をはじめとし、三重の塔・総門・山門・五百羅漢など境内には歴史を感じる建造物が立ち並び、見所満載です。また、季節折々の美しい自然を堪能することも出来ます。

この地には、永禄11年(1568)、徳川家康公が岡崎城から今川領の遠江国(現在の静岡県西部)へ侵攻した道中に立ち寄ったことが伝えられています。方広寺のほど近く陣座峠と呼ばれる峠道がありますが、徳川家康公が陣を敷いたことに由来しているといいます。また、後に浜松城主となった家康公は天正8年(1580)に方広寺の寺領安堵を約束します。その書面には家康公自らの署名がなされており、現在でも保管されています。

(写真)山門
(写真)山門

(写真)国重要文化財の釈迦三尊像は、元禄三年に徳川(水戸)光圀公によって修復された旨が光背裏に銘記されています。
(写真)国重要文化財の釈迦三尊像は、元禄三年に徳川(水戸)光圀公によって修復された旨が光背裏に銘記されています。

(写真)五百羅漢像
(写真)五百羅漢像

住所 静岡県浜松市北区引佐町奥山1577-1
宗派 臨済宗方広寺派
開門時間 9時~16時
※山門よりお越しの場合、最終受付15時半
拝観料 個人:大人400円、子供200円
団体(団体20名以上):大人350円、子供150円
※中学生以下は子供、また未就学児は無料
駐車場 無料:200台
ホームページ http://www.houkouji.or.jp/
御朱印 御朱印帳配布
写経 御祈祷・祈願
おみくじ お守り
書道 茶道
座禅 精進料理
その他 一泊禅寺体験・日帰り禅寺体験