新田白山神社

新田白山神社は、永禄9年(1566)徳川家康公が厄除開運祈願のため、源氏である新田氏ゆかりの地である上野国(群馬県)の新田より勧請したもので(ご祭神は白山姫命と新田義重公)、江戸時代以降、岡崎城の拡張整備に伴い白山曲輪内に引き込まれて、代々の岡崎城主の産土神として崇敬されました。

白山神社では、10月第3日曜日に例祭を行い、町内から獅子や御神輿が繰り出され、拝殿では子供達による巫女の舞が奉納されます。また、6月30日の夕方に夏越の神事が行われ、厄除祈願祭と茅輪くぐり、石鳥居(自然石鳥居)くぐりが境内にある樹齢600年以上ある御神木の大楠前で行われます。この石板鳥居くぐりは全国でも珍しく、家康公が25歳の厄除祈願の時、この鳥居をくぐったところ、病んでいた水疱瘡が完治したという故事に倣ったもので、毎年氏子をはじめとして大勢の崇拝者で賑わっています。

(写真)御神木の大クスノキ
(写真)御神木の大クスノキ
住所 愛知県岡崎市康生町345-1
御祭神 白山姫命
新田義重公
開門時間 常時参拝可
拝観料 なし
駐車場 なし
ホームページ
御朱印 御朱印帳配布
写経 御祈祷・祈願
おみくじ お守り
書道 茶道
座禅 精進料理
その他 2月3日 節分祭
6月30日 夏越の祓、厄除鳥居わくぐり